縮毛矯正をした後に、美容師さんに「今日はシャンプーしないで下さいね!」とか、「カラーは1週間経ってからにして下さいね!」と言われたことはないですか?
本当は、汗臭くなってしまうので、当日シャンプーをしたいという人や、休みがそんなに取れないので、同じ日に縮毛矯正とカラーをしてもらいたい方もいると思います。
なぜ、当日シャンプーが出来ないのか?
その理由と本当にそれが正しいのか、を解説してきたいと思います。
縮毛矯正をかけた後、当日にシャンプーをしても大丈夫!
まず、結論から言うと、シャンプーを当日にしても大丈夫です!
もし、シャンプーを当日にして、クセが出てしまったり、髪が痛んでしまったりするのであれば、2日後にシャンプーをしても、クセが出てしまいますし、髪は痛んでいます。
これから、なぜ美容師さんは、「当日にシャンプーをしてはいけない」と言っているのか?
そして、「当日にシャンプーをしてはいけない」ということが間違いという根拠を解説していきます。
なぜ美容師さんは、当日にシャンプーをしてはいけないと言ったのか?
webで検索をして、縮毛矯正後に当日シャンプーをしてはいけない理由を調べてみました。
縮毛矯正後の毛髪は不安定なので、24時間~48時間くらいは空気中の酸素で髪の酸化が促進され安定する、といったことが書かれています。
「縮毛矯正後の髪は不安定なので、シャンプーしてはいけませんよ。」ということなんですが、実は、パーマ液で還元された髪は、空気中の酸素では、酸化されません。
美容室で縮毛矯正の最後につけてもらうパーマ2液は酸化剤です。もし髪が酸化不足で、不安定なのであれば、もっとしっかり2液をつけるか、時間をおいて酸化させることで、当日シャンプーしても不安定な髪の状態にはなりません。
むしろ、しっかり酸化させてパーマを終わらせないと、1週間シャンプーをしなくても、不安定で痛みやすい髪の状態になってしまいます。
空気中の酸素で酸化はしない!
人毛の毛束に縮毛矯正をして、2液をつけずに酸化させず、1週間そのままの状態にしていました。
空気酸化されるのであれば、そのまま定着してストレートの状態になります。
2液をつけず、ストレートのまま1週間自然放置された毛束を水で濡らし、パーマのロッドに毛束を巻き付けて、そのまま2液(酸化剤)をつけると、ウェーブの出るパーマがかかってしまっています。
このことから、1週間空気酸化させても髪の毛束は、酸化しなかったことになります。
縮毛矯正をかけた後の当日シャンプーは良いけど…
今回の記事を読んでみていかがでしたか?
縮毛矯正後に当日シャンプーをしても問題が無いことはわかってもらえたと思います。
ただ、縮毛矯正後にシャンプーをしたら、髪がバサバサになったり、痛みが気になったりする経験がある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そんな時は、シャンプーを当日にしたのが問題なのではなく、縮毛矯正の薬剤の強さの選定ミスや施術時の処理の仕方に問題がある場合があります。
そのような場合、かけ直してもらうことは、とても危険です。
縮毛矯正は、一度失敗して髪を痛ませてしまうと、二度と元には戻りません。もっと評判の良い美容室や美容師を探したほうがいいかもしれませんね。
こちらの記事も参考になさってくださいね!
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