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ヘッドスパの頻度は? やり過ぎは頭皮トラブルに!

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ヘッドスパの頻度を定期的な間隔にすると効果が高まります。ただし、どんな人にも当てはまる決まった頻度があるわけではありません。頭皮の悩みに合わせて、施術の間隔を変えたり、ヘアサイクルに合わせて施術を受ける方法があります。ヘッドスパに通う前に「頻度」について考えてみましょう。

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ヘッドスパの目的は?

まずは、あなたがヘッドスパを受ける目的を再確認しましょう!

ヘッドスパの効果は、気持ちいいだけではなく、たくさんの効果があります。ハリ・コシ・ツヤのある美しい髪を育てる、薄毛や抜け毛を防止する、頭皮の臭いやフケを改善する、肩こり・頭痛といった体の不調を解消する、リラックスできる、といった効果が期待できます。

あなたが求める効果や、自分自身の頭皮・髪の状態によって、ヘッドスパを受ける頻度は異なります。

 

頭皮の状態は様々

僕が美容院で伺う頭皮の悩みには共通点があることもありますが、同じような悩みでも、頭皮の状態が違うこともあります。悩み別で解決する方法も、もちろん有効だとは思いますが、頭皮の状態を見誤って、ヘッドスパの施術を受けると、頭皮の状態を悪化させることにもつながってしまいます。

これから説明する「停滞」「減退」「亢進」という、3パターンの頭皮の状態を知ることで、自分の頭皮に合ったヘッドスパ施術を選ぶことが出来ます。

(以下は、タカラベルモント(株)エステシモ資料より引用)

停滞とは

代謝機能の反応が一時的に低下し、代謝リズムが遅れ、乱れた状態です。多くはストレス、睡眠不足、運動不足など、ライフスタイルの乱れによる肌の不調が感じられる状態です。

この段階では、頭皮や髪の悩みはまだ深刻ではなく、自覚症状がない方もいらっしゃいます。様々なサインが頭皮や髪のダメージにつながっているという実感に乏しく、「まだ大丈夫」と思われがちです。ケアによる回復が容易ですので、今のうちから悩みに応じた適切なケアをスタートしましょう。

減退とは

代謝機能が衰えて反応が弱くなり、代謝リズムが遅くなった状態です。つまり、エイジングプロセスによる肌や髪の老化。これらの現象は年齢によって一律に起こるのではなく、個人の生活環境や日々のケアなどの要因によりスピードが変化します。

30代半ばから本格的に感じるようになる年齢による変化・サインが悩みに直結し、「何とかしたい」と思っている方が多いのが減退の特徴。

エイジングそのものが主たる要因の為、出来るだけ早くケアをスタートさせることと、継続的に行えるケアが重要です。

亢進とは

肌質やアレルギー、環境の変化、ヘアカラー・パーマなどにより、代謝機能が過剰反応し、代謝リズムが速まり、乱れた状態です。皮膚の代謝周期(=表皮ターンオーバー)が不完全になることで、角質のバリア機能や水分量が低下し、皮膚トラブルとして現れます。

サインはあっても「肌質だから仕方がない」とあきらめていたり、状況判断を間違えて不適切なケアを行っているケースがある為、適切な判断とアドバイスを行いましょう。

頭皮の状態によっては、ヘッドスパをしない選択をして、家でシャンプー後の頭皮の化粧水をつけるなどの、負担の少ない対策が重要です。

 

ヘッドスパは刺激が高い

ヘッドスパは、頭皮にやさしいイメージがありますが、通常のシャンプーに比べて、刺激は高いです。ヘッドスパの
目的は、マッサージによる血行促進や、クリームなどによる、頭皮の脂質の除去、角質の除去なので、お顔で言えば、ピーリングに近い効果があります。

そのため、どんなにソフトに施術しても、肌への刺激があり、ヘッドスパ商材の角質などの除去効果によっては、頭皮の薄皮一枚無くなったようなイメージを想像してもらうと分かりやすいと思いますが、ヘッドスパ後はとてもデリケートな状態になります。

 

多くても1か月に一回くらいが妥当

ヘッドスパは、商材にもよりますが、ピーリング的な効果も期待できるので、毎日行うことは現実的ではありません。実際、僕も試してみましたが、毎日ヘッドスパをしていくと、頭皮がとても赤く炎症を起こして荒れてしまいました。

皮膚のターンオーバーは28日前後と言われているので、多くても1か月に1回くらいが妥当だと思います。もし、1週間に1回くらいのペースでマッサージしてもらいたいということであれば、角質を除去できるタイプのクリームではなく、美容液のような保湿クリームでヘッドスパマッサージをすると、頭皮の負担も少なく施術できると思います。

 

シャンプーだけでもヘッドスパの効果がある

多くの人は、家で自分でシャンプーするときに、美容院で洗うようにシャンプーする人は、少ないと思います。実は、シャンプーだけでも、ヘッドスパのような効果は、期待できます。シャンプーの泡をしっかり立てて、ゆっくりと頭皮が動くように時間をかけてマッサージをしてあげると、血行促進の効果があります。

食器などの洗い物をする人にはわかると思いますが、時間をかけて洗剤で洗うことで、通常よりもしっかりと油汚れも落ちますよね? そして、一度お湯で流して、もう一度、しっかり泡立てて洗うと、みなさんが思っているよりも、頭皮の脂汚れはしっかり落ちるんですよ。油がこびりついたフライパンや食器などを、洗剤で2度洗いすると、キュッキュッときれいに油汚れが落ちますよね?

ヘッドスパ商材を使ったようには、しっかり落ちないかもしれませんが、頭皮の毛穴に詰まった汚れや角質も落とすことが出来ます。しかも、ピーリング的なヘッドスパ商材を使うよりも、皮膚刺激としてはやさしいので、肌の弱い人にもおすすめの方法です。

 

まとめ

どんなに気持ちよくてもヘッドスパの頻度は、月に1回くらいが妥当です。逆に、薄毛や抜け毛を防止するためにヘッドスパをするのであれば、数か月に1度になってしまっても効果が少なくなります。遅くなったターンオーバーを正常に戻し、血行を促進するためには、1か月に1度くらいは、定期的にヘッドスパをすることをおすすめしますよ。

また、ヘッドスパの施術だけではなく、日々のホームケアも重要です。月に1回の施術だけでは、頭皮の状態を維持できないので、頭皮のケアを日常のホームケアにも取り入れると、みなさんの悩みを解決してくれるでしょう。

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