本当にヘナカラーは頭皮や髪にいいの?

みなさんの『ヘナ』のイメージはどういった感じでしょうか? ヘナは植物100%なので、自然派といった印象やオーガニックなイメージがあり、体にやさしい感じがするのではないでしょうか? ただ、オーガニックな商品だからと言って、肌や頭皮にやさしいかというとそうではない場合もあります。植物でかぶれたり、食品のアレルギーなどは、その最たるもので、人によっては、とても強い免疫反応が出てしまいます。

今回、僕が被験者となって、ヘナをすると頭皮の状態はどういう風になっているのかをお見せしたいと思います。僕は、とても頭皮がデリケートなので、通常のヘアカラーをすると、頭皮が炎症を起こしてしまい、とても荒れてしまいます。また、頭皮に安全なイメージのあるヘッドスパをしても、肌がデリケートなので、頭皮が荒れてしまうような肌質をしています。そんな僕が、ヘナカラーをすると頭皮がどういう状態になるのかをご紹介します。

 

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ヘナカラーとは?

ここで、あまり『ヘナカラー』の詳しい説明をすると、先に進まなくなってしまいますので、簡単にご紹介します。ヘナは植物です。ヘナの栽培は、インドの国営事業なので、日本で販売されるヘナは、ほぼすべてインドからやってきます。

ヘナの葉っぱを細かく粉砕して、パウダー状になったものが、髪を染めるために販売されているものです。それをお湯で3倍~4倍くらいに薄めて、ペースト状になったものを、ハケや手で頭皮から髪に塗っていきます。そして、ラップをかぶせて、60分くらい置き、シャンプーをして洗い流すと、白髪がオレンジ色に染まっています。

ヘナは白い毛を、オレンジに染め上げることが出来ます。通常のヘアカラーとは違って、ブリーチ作用がないので、黒髪は明るくなりません。髪が明るくなっているのであれば、オレンジ色に染まりますが、黒髪にヘナを塗っても黒髪のままです。

もっとヘナのことを知りたい方は、「ヘナカラー」で検索してみたら、もっと詳しい情報がわかると思います。

 

ヘナカラーVSヘッドスパ

ヘナカラーとヘッドスパを比べてみると、頭皮に良さそうな印象は、ヘッドスパに軍配が上がるのではないでしょうか? もちろん、ヘナカラーにはマッサージが無くて、ヘッドスパはマッサージをするので、単純に比較はできないのですが、頭皮の状態だけ見比べてみるとどうなるのでしょうか? 僕は一般の人よりも特に頭皮がデリケートなんですが、マイクロスコープを使って、ヘナカラーとヘッドスパの施術後の頭皮の状態を見てみたいと思います。

 

ヘッドスパ後の頭皮をマイクロスコープで

ヘッドスパ施術前の頭皮は、こんな感じです。

ヘッドスパ直後の頭皮は、このような感じになり、

ヘッドスパ直後は頭皮はきれいなんですが、その後3分もすると頭皮に変化が出てきます。

たった3分でこんなに乾燥してきました。その後はだんだんと乾燥してきて、皮脂が分泌しはじめ、少し落ち着いてくるという感じになります。顔などと違い、ドライヤーで急激に頭皮を乾燥させるので、どうしても、このような感じにはなってしまうのです。

 

ヘナカラー後の頭皮をマイクロスコープで

ヘナから施術前の頭皮は、こんな感じです。

ヘナカラー直後は、こんな感じです。

ヘナカラー後は、毛穴の汚れも落ちているのですが、しばらく時間がたっても頭皮が乾燥しづらいです。ヘナによって保湿されているのかもしれません。ヘナは、古くから薬用植物として使用され、皮膚病予防・止血・吹き出物・やけど、皮膚炎・抗菌・殺菌などの目的で使われたそうです。そういう効果が表れているのかもしれません。

 

まとめ

ヘナは自然なものなので『良いもの』という曖昧な表現を、マイクロスコープを使って頭皮を観察してみることで、少し科学的にヘナの効果を実証してみました。ヘナは単なる『葉っぱ』なので、とくべつ過大評価する必要はありませんが、白髪染めを、しっかり白髪が染まらなくても、自然な仕上がりで十分だという方や、頭皮がデリケードでヘアカラーはかぶれてしまうけど、白髪は少し気になってしまうという方には、おすすめできるものです。

ヘナは、わかりづらいので、とっつきにくいし、興味があっても、最終的に誰かの後押しがないと、なかなかチャレンジしづらいのですが、この記事をきっかけに、他にもいろいろと調べてみて、ヘナカラーをする際のはじめの一歩になれば、嬉しく思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

『クセ毛や髪のダメージの悩み』を解決する美容室homey roomy(ホーミールーミー)で活動しています。美容の毛髪化学の「LSマスターコース」「LSドクターコース」の修学認定を頂いていて、ヘアケアに関しての記事を書いています。 髪の悩みや疑問がありましたら、遠慮なく聞いて下さいね。