美容室に来る多くの人は、髪や頭皮についての悩みを持っていますよね? 髪がパサパサする…、クセ毛が強い…、髪が細い…、頭皮がかゆい…、などいろいろな悩みを持っていると思います。
髪のパサつきやクセ毛や細毛にしても、頭皮が健康的じゃないと問題の解決は難しいと思います。なぜなら、髪は頭皮から生えて来るからです。
そして、多くの人は、頭皮に問題があっても気づいていないことがあります。その問題の原因をご紹介したいと思います。
70%以上の人は頭皮が炎症を起こしている!
ライオンの調査報告で、男性は90%以上、女性で70%以上の人の頭皮に紅斑が見られたという結果が出ていました。花王の調査でも、男性、女性ともに70%以上で頭皮に紅斑が見られたという報告があります。
美容室のお客様の中でも、頭皮がかゆいとかカラー剤が染みやすいという声を聴くこともありますが、こんなに多くではありません。ということは、ほとんどの方に自覚症状がないことになります。
ただ、この頭皮の赤みは「老化」なんです。老化が進んでしまうと、取り返しがつかないことになってしまいますので、みなさんの頭皮がどのようになっているのか説明してきます。
かゆみの元は老化!
頭皮トラブルがある方の多くは、頭皮のかゆみに悩んでいると思います。ケガなどでは、我慢できても、かゆみを我慢するのは難しいんじゃないでしょうか?
患部を掻くからさらにかゆくなる…、という悪循環を繰り返して、かゆみが悪化することも多いと思います。そこでかゆみの元になる老化について解説していきましょう。
老化の種類
年齢を重ねていくと、肌のトラブルも増えていくのではないでしょうか? 肌の状態が悪くなっていくと、バリア機能が低下し、肌のかゆみにつながっていきます。頭皮も老化の段階を踏んでいくことで、頭皮のかゆみや薄毛、細毛につながっていきます。
この老化を遅らせることが、みなさんの悩みを解決する糸口になっていくと思いますので、頭皮や肌でどのようなことが起こっているのかを説明していきます。
第1の老化
第1の老化は「自然老化」です。この老化は、年齢を重ねていくと起こる老化で、20歳を過ぎると徐々に肌機能が衰えていきます。頭皮や肌の老化の中の要因でも、25%くらいを占めているもので、実は、老化の中でもそんなに大きな要因ではないのです。そのため、同じ年齢でも、生活習慣によって肌年齢は大きく違うこともあります。
第2の老化
第2の老化は「光老化」です。光と聞いて何となく気づくと思いますが、大きな原因は「紫外線」です。紫外線が頭皮に当たることで、「活性酸素」が発生します。この活性酸素は、肌のタンパク質を変性させるなど、頭皮に大きな負担がかかり、肌の機能が大幅に低下してしまいます。
光老化は、老化の要因の中で、80~90%位を占めています。紫外線の影響を減らすことが、頭皮の老化を遅らせる大きな対策になりそうですね。
第3の老化
第3の老化は「炎症老化」です。炎症老化とは、「自然老化」と「光老化」が進んでいくと、頭皮に目に見えない微弱な炎症を起こすことを言います。
いろんな要因の老化が重なっていくと、肌のダメージの蓄積で、細胞が壊れていきます。そうして、バリア機能が低下していくと、体内に侵入してきた外敵を排除しようとして免疫機構が作動することで炎症が起こってしまいます。
第4の老化
第4の老化は「慢性炎症老化」です。「炎症老化」が進んでいくと、その周りの正常な細胞にも炎症が広がってしまいます。そうして、頭皮全体に炎症が広がっていき、一時的に炎症を抑えようとしても、頭皮の炎症が抑えられなくなってしまいます。
この段階まで行くと、頭皮の細胞が壊れてしまっているので、ハリコシのある髪を作るのが難しくなっていき、髪への栄養が届かなくなってしまいます。また、バリア機能が低下してしまっているので、カラーやパーマなどの施術の際、薬剤が強くしみてしまうなど、施術が難しくなってしまいます。
炎症をおさえよう!
「慢性炎症老化」までいくと、なかなか健康な状態の頭皮に戻すのは難しくなります。どんなに頭皮ケアをしても少しサボっただけで元の状態に戻ってしまうのでしょう。そうならないためにも、日ごろから頭皮ケアを意識して「炎症」を予防してきましよう!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す