頭皮のかゆみや、抜け毛の悩みは、phで解決!?

「頭皮がかゆくてどうにもならない!」「かゆいしフケも出るし、抜け毛も気になる…」「どうしたらかゆみや抜け毛が無くなるの?」
これは、以前までの僕の悩みです(苦笑)

僕は美容師で、「クセ毛や髪のダメージの悩み」を解決する美容室homey roomyで、いろんな悩みを持ったお客様と接してきました。

いろいろなところで、「頭皮の乾燥」を防ぐことで頭皮のかゆみや抜け毛が改善できると言われています。スカルプ○○などの頭皮に対する高機能製品などが出てきていますが、ライオンや花王による最新の調査報告によると、男性で90%以上、女性で70%以上の人で頭皮に紅斑(赤み)が見られていて、頭皮の悩みがあまり改善されていないことがわかります。

では、どのような対策をすると、頭皮のかゆみや抜け毛が改善できるのかを、最新の頭皮研究の話も交えながら、ご紹介していきたいと思います。

 

頭皮のかゆみをともなう抜け毛の原因

乾燥

先ほども話に出てきましたが、「皮膚(頭皮)の乾燥」は、頭皮のかゆみ、フケ、炎症、抜け毛などの頭皮トラブルを話すときに一番外せない問題になります。

現代は、住居やマンションの高気密化やエアコンの影響で、以前よりも生活環境が乾燥しています。まず、乾燥すると、皮膚(頭皮)に目に見えない微弱炎症が起こります。次に微弱炎症を起こした表皮のターンオーバーが早くなり、角質層が未成熟のままになり、フケが多くなり、かゆみが起こります。

フケの発生量は、乾燥の激しい冬のほうが、湿度の高い夏よりも多いことから、生活環境が乾燥して、頭皮が乾燥することで、フケやかゆみに影響があることがわかります。

バリア機能の低下

頭皮が乾燥すると、皮膚(頭皮)のバリア機能は低下していき、異物が皮膚内に侵入しやすくなります。また、炎症を抑えようと、神経末端が、表皮の上層にまで延びてくるので、わずかな刺激でもかゆみを感じるようになります。

弱酸性のphが中性に

皮膚(頭皮)のphは、健康な時でph4~6の弱酸性を示していますが、頭皮が乾燥し、微弱炎症が起きたり、バリア機能が低下してくると、徐々にphは中性まで上昇していきます。

頭皮の状態とphは密接に関係しています。通常、角層上層では、セリンプロテアーゼという酵素が酸性の時に活発になり、角質層を剥がしていくことで、ターンオーバーが起こりますが、頭皮のphが中性になるとこの酵素の働きが弱くなり、うまくターンオーバーが出来なくなります。

また、皮膚の常在菌は弱酸性で活発になりますが、皮膚(頭皮)が中性になると、皮膚(頭皮)の抗菌力が低下し、黄色ブドウ球菌のような病原性バクテリアが増えやすくなります。

これらのように皮膚(頭皮)を酸性に保つことは、病原性の微生物の繁殖を抑えたり、肌機能を正常に保つためには重要なのです。

肌が荒れると皮脂量が増える

肌荒れなどの皮膚が炎症を起こす理由の中でも最も多い理由の一つが、頭皮の過酸化脂質です。頭皮が乾燥すると、乾燥を防ごうとして、皮脂量が増えていきます。頭皮トラブルを抱えている人のほとんどは、乾燥が大きな要因になっているので、健康な皮膚(頭皮)の人よりも皮脂量が多くなっています。

この皮脂が、紫外線によって酸化され、過酸化脂質になり、これを起点に炎症や皮膚増殖などいろんな皮膚トラブルが引き起こされていきます。

 

頭皮のかゆみと抜け毛を予防する方法

頭皮を保湿する

頭皮のかゆみや抜け毛を予防するには、頭皮の保湿が重要です。さらに、今まで話してきたように、肌のphを酸性に保つことも大切ですよね。

頭皮を保湿するためには、しっかりと化粧水を使いましょう!頭皮用の化粧水でなくてもいいので、たっぷりつけることが大切です。頭皮に化粧水をしっかりつけようとすると髪が邪魔をします。髪を分けとりながら、10か所くらいつけ、そのあとは指先で優しくまんべんなく頭皮全体が潤うようにしましょう!ノズルがスプレータイプになっていると頭皮につけやすいですよ。

また、化粧水だと表記があるかわかりませんが、肌が弱い人は、弱酸性の化粧水を使ってくださいね。石鹸などのアルカリ性の洗浄剤を使うと、皮膚の表面のphは3程度上がります。そして90分後でもこの高い状態が続くことが確認されています。肌が弱い人はもともとphが高いので、使う化粧品は、出来るだけ酸性のものを使うほうが、肌のバリア機能を低下させないでしょう。

自分に合った優しいシャンプーを使う

頭皮の乾燥だけであれば、刺激の少ないアミノ酸系などのシャンプーがおススメです。アミノ酸系のシャンプーは適度な洗浄力なので、必要以上に皮脂を落とし過ぎず、頭皮を乾燥から守ってくれます。

しかし、頭皮がデリケートな人に対して、頭皮に優しいシャンプーというと洗浄力の弱いマイルドなものを想像すると思いますが、頭皮トラブルがある人ほど、皮脂量が多くなってくるというデータがあるので、肌がデリケートな人のほうが、ある程度の洗浄力は必要になってきます。ただし、皮脂をしっかり落とすと乾燥しやすくなるので、しっかりと化粧水などで保湿ケアをしましょうね!

シャンプーは毎日しっかり!

顔などの皮膚は、洗顔後2時間ほどで、洗顔前の皮脂量に戻り、その後一定を保ちますが、頭皮の皮脂量は、24時間経っても増え続けます。皮脂は24時間ほどで過酸化脂質に変化していくので、シャンプーは、毎日一定の時間にしてあげることが大切ですよ!

 

まとめ

この情報は、最先端の頭皮研究の結果をもとにお話をしています。今までに聞いたことがある話とは、少し違った話だとは思いますが、今までの頭皮のかゆみや抜け毛に悩まされて、いろいろ試してみたけどうまくいかなかった人は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

ポイントとしては、酸性系で洗浄力はある程度あるけど保湿力のあるシャンプーを使うこと。次にしっかりと酸性の化粧水を使うことなどがあげられます。肌の状態が悪いうちは、化粧水が乾くとすぐにphが中性に傾いていくと思いますので、こまめに化粧水をつけることが大切です。

それでも、かゆみが取れない場合などは、シャンプー前にホホバオイルで、5分くらい軽く頭皮マッサージを行ってからシャンプーをすると、シャンプーでは落とせない過酸化脂質が落ちやすくなるので、かゆみが低減すると思いますよ!









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ABOUTこの記事をかいた人

和田 洋幸

『クセ毛や髪のダメージの悩み』を解決する美容室homey roomy(ホーミールーミー)で活動しています。美容の毛髪化学の「LSマスターコース」「LSドクターコース」の修学認定を頂いていて、ヘアケアに関しての記事を書いています。 髪の悩みや疑問がありましたら、遠慮なく聞いて下さいね。