失敗 縮毛矯正

縮毛矯正で失敗!!チリチリになってしまったら?

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雨が降ったり、湿気の多い時期は、クセ毛の方にとって、とても辛い時期だと思います。そんな時に、縮毛矯正やストレートパーマをかけることで扱いやすいく、ヘアスタイルがきれいにまとまったり、朝の準備の時間が短縮されて、とても快適に過ごせますよね。

ただし、縮毛矯正に失敗して、髪を痛めてしまうというのは本当に最悪な経験です。髪をきれいにするために、縮毛矯正やストレートパーマをかけてもらったのに、毛先や中間部分がチリチリになったり、根元が折れてしまい、かける前よりもバサバサのボンバー状態…。このような状態になってしまっても、髪をきれいに治すことはできるのでしょうか?

僕は「クセ毛や髪の傷みの悩み」を解決することをコンセプトとした美容院で働いている美容師です。僕の働いている美容院には、他の美容院で縮毛矯正を失敗した方がいらっしゃることも少なくはありません。

そういったお客様が、どうやって『チリチリの髪の毛』をきれいにしていったのかを紹介しながら、縮毛矯正で失敗した方の参考にしていただければと思います。

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縮毛矯正で失敗とは?

縮毛矯正を長年続けている方は、「縮毛矯正で失敗」というと、想像つく方もいらっしゃると思います。『縮毛矯正で失敗=髪が痛んで取り返しがつかなくなる』ということではないでしょうか。

縮毛矯正で失敗したと思うくらい、髪が痛んでしまうと、髪がチリチリになってしまいます。繰り返しの施術によって、毛先がチリチリになってしまうと、毛先が広がってまとまらなくなってしまいます。

前回の施術との境目がチリチリになってしまうこともあります。こうなってしまうと、しばらくすると、そこから断毛し、切れてしまいます。前回の施術が、2,3か月だとしたら、5㎝弱くらいしか髪が伸びていないので、そこから、髪が無くなってしまいます。とても怖いですよね?

このようになってしまうのは、どんな状況から起こっているのか、説明していきたいと思います。

 

ビビり毛とは!?

縮毛矯正で失敗して「髪がチリチリ」になってしまうことを、美容師の間では『ビビリ毛』と呼んでいます。細かくウェーブがかったようになり、クシャクシャの状態の髪を言います。

このような状態になる多くの原因は、髪のダメージの蓄積です。カラーやパーマ、縮毛矯正の繰り返しや、髪に負担のかかるホームカラーを繰り返している事によって起こるトラブルです。残念ながら、どんなに縮毛矯正が上手な美容師さんでもビビリ毛を完全にきれいな状態に治すことは、不可能です。

もう一度言いますが、髪が痛んだ大きな原因は、これまでの施術での髪のダメージ蓄積と、その状態でありながら施術の決断をしてしまった、美容師の無謀な施術によるものです。

 

美容師からの説明はありませんでしたか?

あともしかすると、スタイリストから施術前に説明があった場合もあるのではないでしょうか?

  • 「この生え際や前髪の部分は、髪の痛みが激しいですから、今回はストレートを施術するのは難しいかもしれません。」
  • 「ホームカラーをされているので縮毛矯正はやめたほうがいいですよ!」
  • 「髪のダメージが強いので、今回のパーマは出来ませんよ。」

なにかしらスタイリストからアドバイスがあったのに、「ここのクセがどうしても気になるから何とかして!」と言って、無理やり押し切ってしまった事もあるのではないでしょうか?

まったく縮毛矯正や髪のことがわかっていない美容師が無茶苦茶な施術をして、1回の施術でビビリ毛になってしまうこと事もあるかもしれませんが、ほとんどの場合で様々なヘアダメージの蓄積が原因で縮毛矯正の失敗に繋がっているのです。

 

ホームカラーの負担は想像以上に大きい

また、うちの美容室に来店される、他店で縮毛矯正で失敗してビビり毛になった方の90%以上は、ホームカラーをしているという事実があります。

美容師の視点でお話すると、ホームカラーはみなさんが思っている以上に、髪に負担がかかっているということです。そして、ホームカラーをされてるお客様が、縮毛矯正をしたいと来店されると、みなさんが思っているよりも美容師は困ってしまうのですよ。

そのくらい、1度チリチリの状態の髪になってしまうと「元の状態に治すことは難しい!」ということを念頭に入れてもらって、これから、どうすればきれいな状態の髪にしていけるかを考えていきましょうね。

 

縮毛矯正の失敗、チリチリを治すには?

縮毛矯正の失敗がどういう状態かというところは、少し想像できるようになってきましたか? 髪が痛んでボロボロになってしまったときは、どうしても感情的になってしまいます。そうすると、無理な施術を美容師にお願いしてしまい、さらに髪がビビり毛の状態になったり、取り返しのつかないことになる可能性が大きくなってしまいます。

とりあえず、ここに書いていることを最後まで読んでいただき、参考にしてもらうと失敗の可能性が少なくなると思いますので、引き続き説明していきます。この辺から具体的にどうしたら縮毛矯正が失敗したビビり毛の状態を、良くすることが出来るかを話していきたいと思います。

homey roomyでは、このチリチリのビビり毛の状態を良くするために特別な薬剤を使います。ただ、こういう施術の説明をすると勘違いをする恐れがありますので、はじめに話しておかなければいけません。

他の美容院の縮毛矯正の失敗の治し方が掲載されているサイトでも、ビビり毛が治るかのような施術方法が書かれていることがありますが、はじめに言った通り、ビビり毛をきれいな状態に治すことは不可能です。

だから、何の薬剤を使うかなどと、細かい部分の説明をしても、縮毛矯正に失敗してしまったビビり毛の方は、治らないどころか、もっと髪が痛んでしまう可能性もありますので、大まかな流れ(プラン)を説明したほうが髪がきれいになっていくと思います。

 

髪をきれいにするには、ビビり毛を治さない!

まず、縮毛矯正に失敗して髪がビビり毛になってしまったときに考えないといけないことは、これ以上髪を痛めないことです。

ビビり毛になってしまうと「何とか元の状態に戻して!」と冷静な判断ができなくなってしまいます。そして、美容師に詰め寄ってしまい、スタイリストも何とか髪を治そうとするあまり、無茶をして髪を痛める方向に施術をしてしまい、髪の状態はさらに悪化してしまいます。

ビビり毛をきれいな状態に戻すための考え方は二通りの考え方があります。一つ目は、痛んで隙間だらけになった状態の穴埋めをして髪をきれいにしていく方法。二つ目は、痛んで歪んだ状態の髪の配列をパーマ液などで再配列してきれいにする方法です。

ビビり毛をきれいにするには、理論的には、もう一度ストパーをかけないと治らないのですが、そうすることで、髪はもっと痛んでしまいます。そのため、チリチリな髪の毛を無理に治そうとしないほうが、実は髪がきれいになっていくのです。

クセ毛に縮毛矯正をかけると、一見真っすぐになってきれいに見えますが、髪のダメージは大きくなっています。縮毛矯正が失敗したビビり毛は、クセではなく痛みによってビビり毛になっているので、その状態にパーマ液をつけるともっと髪の痛みがひどくなるのは想像できると思います。

そのため、無理矢理ビビり毛を治そうとしないほうが、数か月、1年経過したときに髪の状態が良くなっています。

ビビり毛の方は白髪染めをする人が多い

縮毛矯正で失敗する人は、白髪染めをする人が多いです。念を押して再度言いますが、ビビり毛の大きな原因は髪のダメージの蓄積です。パーマに、カラーが掛け合わさったほうが、痛む度合いが増していきます。

カラーをするにしても、白髪染めの方は染めるスパンが短いので、通常のカラーをする人よりダメージの蓄積が多いです。さらに、ホームカラーだと髪のダメージの大きさは計り知れないものになってしまいます。さきほど、うちの美容室のビビり毛の来店者の9割以上がホームカラーだと言いましたが、そういう理由なんですね。

 

ホームカラーは絶対にやめてください。

白髪染めで1か月おきに染めるとしても、髪が痛まないようにカラー前の処理をして、カラー後には髪の残留物などの処理をしっかりすれば、髪が大きく痛むことはありません。僕が働いている美容室に来店される髪のビビり毛などで悩んでいるお客様の9割はホームカラーで白髪染めをされていたという客観的なデータがあります。

まず、髪をきれいにしたいのならば、そして、これから縮毛矯正に失敗しないようするのならば、ホームカラーは絶対にやめたほうがいいと思います。どんなに美容室で髪の負担を少なくしても、ホームカラー1回で全く意味のないものになってしまいます。

 

良い美容師をみつけましょう!

髪をきれいにしてくれたり、縮毛矯正が上手で評判な美容室があると思いますが、担当のスタイリスト全員が、同じようにきれいに仕上げてくれるとは限りません。

同じような手順で、同じ薬剤を使ったとしても、とくにビビり毛のようなデリケートな施術では、仕上がりの状態が、担当美容師さんによって変わってきます。そのくらい知識や経験によって差が出てきてしまうのです。

ビビり毛になってしまったときは、それをきれいな状態にできる美容師を探すことが重要になります。うまく探せないのであれば、無理な施術は控えて、しばらくは少し高価なヘアケア商品を使っていたほうが、髪はきれいになると思います。

実際に、美容室で何かしらのケアの施術をしてもらい、髪の収まりが良くなったとしても、髪の痛みが回復しているわけではないのです。日常365日の、毎日のヘアケアは、とても重要です。ヘアケア商品も、髪がきれいになるようなものに検討されると、髪がきれいになるまでの期間が短縮できますよ。

 

まとめ

女性の髪の毛先がチリチリになって、ヘアスタイルが恥ずかしくなるくらい、バサバサになってしまうのは、本当にショックだと思います。実際に他の美容院で、髪をチリチリにされたお客様は、とてもショックを受けて、来店されます。

そんな時に焦ってしまい、「何とか治したいっ!」と思って、美容師さんにすがりついてしまうことは、当たり前のことだと思います。

ただ、ビビり毛をきれいにしたいのならば、少し冷静になる必要があります。誰かを恨みたくなる気持ちもわかりますが、「もうこのビビり毛の部分は、あきらめるしかない。これ以上傷めないように気を付けて、きれいな髪にしていこう!!」と気持ちを切り替えて、長期的なプランで、髪をきれいにしてもらうことで、二度と縮毛矯正で失敗しなくなりますし、もともとあったきれいな髪を取り戻すことが出来るのです。

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