パーマで失敗!! チリチリな髪は治せるの?

カラーやパーマ、縮毛矯正(ストレートパーマ)など美容院で行うメニューには、薬剤を扱うものが多くあります。

髪の色をおしゃれに変えたり、女性らしく、華やかに見せるウェーブのヘアスタイル。

クセ毛でまとまらなくなった髪や、広がって思い通りにならないヘアスタイルを、サラサラなツヤのあるストレートヘアにしてくれたりと、とても大切なおしゃれのツールです。

しかし、失敗してしまった経験を聞くこともありませんか?

施術中などに怪しいなと思いながらも美容師さんがきれいに仕上げてくれたので、気のせいだったのかなと思ったけど、家に帰ってスタイリングすると髪が広がってしまい、バサバサでチリチリに…。

こんな状態の髪になってしまうと、どんなに頑張ってもスタイリングがうまくいかなくなるので、人に見られるのも嫌になってしまいますよね?

このようにパーマで失敗してしまい、髪がチリチリになってしまったら、どのように対処すればいいかをご紹介していきたいと思います。

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パーマの失敗とは?

この記事をご覧になっている方は、実際にパーマをかけて、チリチリな髪になってしまったり、何かしらパーマの仕上がりに不満を持っている方だと思います。

そのようなパーマの仕上がりに不満を持っている方の中でも、様々なケースがあると思います。

その中で、パーマ失敗の代表的なものを紹介したいと思います。

 

パーマで傷み過ぎて、チリチリな状態の髪

毛髪は、カラー剤やパーマ液などで、限界を超えて痛んでしまうと、チリチリな状態になってしまいます。

こうなってしまうと、残念がながら、元の状態に戻すことは出来ません。

そもそも、痛んだ髪にトリートメントをしても、元の傷んでいない状態の髪へ戻すことは、出来ないのです。

トリートメントをしてキレイになったと感じるのは、手触りが良くなったり、髪にツヤが出て綺麗に見えるからです。

このようなチリチリの状態になってしまったら、あまり出来ることはありません。

高価なハイダメージ用のシャンプーを使ったり、洗い流さないトリートメントを使うことで、少しでもまとまりのある状態にすることが、ベターだと思います。

あと、ダメージケアの専門性のある美容院で相談するのが、一番安心かもしれません。

間違っても、失敗された美容院に行って、『パーマをかけ直してください!』は絶対NGです。

もし、失敗された美容院に行くのであれば、カットやトリートメントをすることで、少しでもまとまりの良い状態にしてもらいながら、半年や数年のスパンで考えながら、少しずつ髪を綺麗にしていくしかないのです。

 

チリチリではないけれど、パーマが強くかかり過ぎてまとまらない

パーマはしっかりかかっていてほしいけど、強くかかり過ぎてしまうと、収拾がつかないし、昔のおばちゃんみたいになってしまい、恥ずかしくて外へ出歩けなくなってしまいますよね?

この状態を治すのも注意が必要です。

もしこのパーマが強くかかり過ぎてしまった状態が、チリチリになる1歩手前の状態だとしたら、パーマをかけなおしたり、パーマを落とすためにストレートパーマ液をつけたりすると、髪はチリチリになってしまいます。

パーマはかかり方にもよりますが、1,2ヶ月もすれば次第に弱くなっていきます。半年後には、ちょうど良い状態のパーマのかかり具合になっているかもしれません。

もし、髪がチリチリになってしまうと、元の状態に戻すためには、髪が入れ替わるまでの数年間、時間が必要になってしまいます。

少し冷静になって、長期的なプランを立てることが、とても重要です。

 

パーマがかからなかった…

せっかくパーマをかけたのに、ウェーブが出なかったら『…???』というか、長時間かけて、高い金額を払ったのに、パーマをかけ直してもらいたいですよね?

まずは、美容師さんと相談することをおすすめしますが、この場合も注意が必要です。

パーマは毛先にかけるので、ダメージの蓄積がしやすい施術です。

髪は毛先が一番傷んでいますよね?

それなのに、毛先に薬剤をつけてパーマをかけるんですから、クセが出てきた部分にだけかければいい、ストレート系のパーマに比べてリスクの高い施術になります。

そのため、出来るだけ痛みの少ない薬剤で施術したいと考えるのが、お客様のことを考える良い美容師だと思います。

そういった理由で、パーマがかからなかったのであれば、もう1度パーマをかけ直してもらってください。

前回のパーマで薬剤の反応がわかっている分、次にパーマをかける時は、ちょうど良い感じにかけられる可能性があります。

ただし、上記のような場合ではなく、髪が痛み過ぎて、パーマがかからない場合もあります。

このような場合は、パーマのかけ直しは、あきらめて下さい。パーマをかけ直すと、髪がチリチリになる可能性もあります。

美容師さんは、髪がチリチリになるギリギリの判断は出来ません。無理にお願いすると、断り切れず、頑張ってパーマのかけ直しをしてしまうかもしれません。

もし、パーマをかけ直して髪がチリチリにならなかったとしても、ある日ブラシで髪を梳かしたり、髪を洗ったり、ドライヤーで乾かしているときに、髪の限界を超えて、チリチリになってしまうかもしれませんよ。

 

チリチリになった髪の対処の仕方

これまでも、話に出ましたが、パーマで失敗してチリチリになった髪は、何とかしようとすればするほど、髪がさらに傷んでしまう要因になってしまうことがあります。

これから、どのように対処していけば、髪のまとまりを取り戻せるのかをご紹介していきます。

 

チリチリの部分はカットして無くしていく

パーマが失敗して髪がチリチリになった方は、「どうにかしてまともな髪型に治してほしい!」と美容師さんにお願いしたいと思います。

もし本当に、髪がチリチリのビビり毛になっている場合、一番の解決方法はやはりチリチリになって傷んだ髪をカットして無くしていくことです。

あなたが希望される解決方法とは違ってしまうかもしれませんが、『チリチリになってしまった毛髪部分をカットで無くしてしまうことが一番の良策』ということをどうか念頭においてください。

せっかく伸ばしてきたロングヘアがパーマの失敗によってチリチリに…。

「数年の期間をかけて伸ばしたんだから、なんとかして髪を切りたくないっ!」て思うでしょう。

しかし、一度チリチリのビビり毛になった髪の毛は修復できないのです。

ダメージが極限に達してしまった場合、切る以外の選択肢はありません…。

その辺りも含めて相談できる信頼できる美容師さんにアドバイスをもらうのが大切です。

信頼できる美容師さんがいない場合は、髪のケアを売りにしている美容室のベテランの美容師さんにお願いしてみるといいかもしれません。

必ず、いい美容師さんと巡り合えるかはわかりませんが、経験が多いほうが、対処できる確率は高いと思います。

でも、失敗する前に信頼できる美容師さんを見つけることが大切ですね!

 

ストレートパーマでチリチリを無くす!

このトピックは、例外的な話をしますので、ストレートパーマで何とでもなるとは思わないでくださいね。

技術的に難しく、多くの美容室では、対応できない話をしていきますので、その辺はご了承ください。

パーマや縮毛矯正で失敗された方の中には、カットもできないようなひどい状態の時もあると思います。

髪の根元付近がチリチリになってしまい、そこをカットすると、坊主になってしまう…など、女性らしさを保てない状況もあるかもしれません。

これからお話しするストレートパーマは、最終的には、カットでチリチリな毛髪部分を切り落とすんだけどそこまで、なんとか恥ずかしさを半減するために誤魔化す方法です。

先ほども言いましたが、極限まで傷んだ髪のチリチリした状態は治らないんですが、ストレートパーマの薬剤をうまく使うとチリチリを弱く見せることが出来る場合があります。

チリチリは残っているけど、手触りがはじめより良くなったり、見た目の髪の収まりが少し落ち着いたりすることが出来ます。

これは、ほとんどの美容室でうまく対処できません。

特殊なパーマ液を使ったり、多くの美容室では、さらに失敗することが予想されるので、あまりオススメではありません。

 

ヘナを使う

植物のヘアカラーであるヘナを使うことが、パーマや縮毛矯正が失敗してチリチリになってしまった髪には、僕の美容院での経験上、一番きれいに髪がまとまるようになります。

ヘナは、おばちゃんの白髪染めなどに使われる、植物100%の染料です

通常年配の方にヘナを使うと、髪にハリコシが出て、ボリュームが出ます。それは、ヘナの成分が、髪をコーティングして、引き締めてくれるからです。

髪は痛んでくると、水分を吸いやすく、ドライヤーなどで乾かすと乾燥してしまう、親水性の特徴になってしまいます。

この状態の髪は、水分量の調節が出来ない状態で、髪がバサバサとまとまりが無くなってしまいます。

しかし、ヘナでコーティングした髪は、水分を吸いづらくなり、ドライヤーなどを使っても水分が逃げづらい、疎水性の特徴になります。

そうすると、チリチリな髪が治るわけじゃないんですが、髪のまとまりが格段に良くなります。

ちなみに、痛んだ状態でヘナを塗ってしまうと、植物のポリフェノールの作用で髪が急激に引き締まって軋んでしまいます。

ヘナを塗る前に、髪にもともと存在するCMCという脂質がたっぷり入ったトリートメントを塗ってから、ヘナを塗ると、髪の軋みが少なくなり、髪の手触りが良くなりますよ。

気になる白髪染めのヘナを美容院の視点でご紹介します。

2016.12.15

 

パーマの失敗をしやすい人とは?

僕が働いている美容院は、「髪の傷みの悩み」を解決することをコンセプトとする美容院です。

髪や頭皮のトラブルで、困り、悩んで来店する方の施術を数多くこなしてきました。

そうしたサロンワークの中で、パーマの失敗をして、よく髪がバサバサと痛んでしまう人の共通点が見えてきました。

結論から言いますが、その共通点とは、髪を痛ませてしまう人たちの考え方が似ているのです。

そこで、パーマの失敗を防ぐには、その考え方を少し変えていくとパーマの失敗の確率を下げることが出来ると思いますので、少しお話させていただきます。

 

美容師さんから説明はありませんでしたか?

美容室で何かしら失敗するときの原因は、これまでの施術での髪のダメージの蓄積と、施術したスタイリストさんの過信や無謀な施術が多いです。

あと、もしかしたら、スタイリストさんから施術前に説明があった場合もあるんじゃないですか?

  • 「今も髪が少し痛んでるし、髪を伸ばしていきたいのなら、パーマをするのは難しいですよ!」
  • 「ホームカラーをされているので、パーマはやめたほうがいいですよ!」
  • 「髪のダメージがが激しいので、パーマは出来ませんよ。」

なにかしら美容師さんからアドバイスがあったのに「傷んでるのはわかってるけど、何とかなるんじゃないの!」と思い、無理やり押し切ってしまった事もあるんじゃないですか?

もちろん、スタイリストさんから「髪の傷みが激しいから、やめたほうがいいですよ」と言われたけど、なんとかパーマの施術をしてもらったら、とてもきれいに仕上がった…、ということもあると思います。

でも、それを何回か続けているとある時突然、髪はチリチリになってしまうと思いませんか?

まったく、縮毛矯正や髪のことがわかっていない経験の浅い美容師が無茶苦茶な施術をして、一発でビビリ毛にしてしまうこと事もあるかもしれません 。

しかし、ほとんどの場合で、いろんなヘアダメージの蓄積が原因であることが多いように思います。

カラーやパーマなど、いろいろな無茶な施術ををやりすぎたり、間違いだらけのホームケアや髪の扱いが続いてしまい…。

あるとき、突然見ていて気の毒になってしまうようなチリチリ、バサバサなビビリ毛…、ハイダメージな髪になってしまうことがあるとは思いませんか?

僕たちもお客様に「髪の傷みが激しいので、もう少し状態が良くなるまで様子を見させてください。」という場面があります。

その時、とても落胆したお客様の顔を見ると「何とかしてあげたい…」「もしかして、何とかなるかも…」と甘い誘惑に負けそうになる気持ちもわかります。

ただ、パーマに失敗したくないのであれば、スタイリストさんのアドバイスをしっかり受け止めて髪の状態を良くしてから、パーマの施術を受けるようにしてください。

最後に追い打ちをかけるようですが、髪は、一度傷んだところは元の状態には戻りません。

数か月で髪は入れ替わりませんから、きれいにパーマをかけるためには、1,2年単位で髪をしっかりケアしながら待たなければいけません。

きれいな髪を維持するためには、日頃のヘアケアがとても大切です。髪を傷ませないことがきれいにパーマをかける1歩になりますよ。

 

ホームカラーをしている人は、パーマで失敗する

パーマに失敗して髪が傷んだ状態の人は、「いつになったら、パーマをかけれるようになるの?」と聞いてくる方が多いです。

また、ホームカラーをされている方の割合が圧倒的に多いです。homey roomyにパーマや縮毛矯正の失敗で来店される方の9割くらいがホームカラーをしています。

はじめに、「パーマの失敗をしやすい人は?」という話をしました。

少し、厳しい言い方になってしまいますが、もし、いつもいつもパーマに失敗してしまうということがあるのならば、ホームカラーかパーマをしないという選択をするといいと思います。

パーマやカラーは、きれいにするためにする為のものです。髪をきれいに見せて、周囲からの印象を良く見せたり、自分の気分を高めたりするものです。

きれいにならないのであれば、パーマをかける意味は全くないので、洋服やアクセサリーなどの違った方法で、きれいに魅せることを考えることも、選択肢の一つだと思います。

 

これ以上失敗しないで!

ここまでの話で、パーマで失敗してチリチリになった髪は、一朝一夕では、治らないことがわかっていただけたでしょうか?

髪を綺麗にするのには、とても時間がかかり、髪を痛めてしまうことは、あっという間に起こってしまいます。

長期的な視点で考え、担当してもらっている美容師さんとよく相談しながら、パーマやカラーを楽しんでくださいね。

パーマの失敗のリカバリーで来店する方を多く見ていますが、とても可哀そうだと思いますし、本当に悩んで来店されるんですね。

美容室に来たら、みなさん笑顔で帰ってもらいたいと、どんな美容師でも思っています。

お客様とスタイリストが協力して、きれいなヘアスタイルを実現して、楽しい美容院の時間を過ごして頂くための参考になれば幸いです。

 









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ABOUTこの記事をかいた人

和田 洋幸

『クセ毛や髪のダメージの悩み』を解決する美容室homey roomy(ホーミールーミー)で活動しています。美容の毛髪化学の「LSマスターコース」「LSドクターコース」の修学認定を頂いていて、ヘアケアに関しての記事を書いています。 髪の悩みや疑問がありましたら、遠慮なく聞いて下さいね。